京阪電鉄「5ドア車」5000系の引退が9月に延期へ 中止イベントの実施も改めて検討



6月に引退する予定だった京阪5000系。【画像:京阪電鉄】

京阪電鉄は6月1日、「5ドア車」の5000系電車の運転終了時期を延期すると発表した。5000系の引退に伴う13000系(5次車)の導入完了も延期される。

京阪電鉄は当初、5000系の運転を6月に終了する計画だったが、列車運用の見直しに伴い9月頃に延期する。13000系(5次車)導入完了時期も同じ9月頃に変更する。

5月に開催される予定だった5000系の引退記念イベント「5000系ありがとう寝屋川車庫洗車体験会」は、新型コロナウイルス緊急事態宣言の発出により中止されたが、京阪電鉄は新型コロナウイルス感染症の拡大状況に鑑み実施の可否を改めて検討するとしている。

5000系は1970年12月にデビューした京阪電鉄の通勤車両。通勤車両のドアは通常、1両の長さが18m台なら片側3カ所に設けられているが、5000系は18m台ながら5カ所に設けている。また、5ドアのうち2ドアは昇降式の座席を設置。ラッシュ時は座席を天井側に収納して5ドアで運用し、それ以外の時間帯は座席を床側に降ろして3ドアで運用できる。老朽化のため今年2021年6月に運用を終了する予定だった。

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