JR東日本と群馬県内のバス6社などは3月18日、6社が運行する路線バスに「地域連携ICカード」を導入すると発表した。カード名称は「nolbé」(ノルベ)。2022年春のサービス開始を予定している。
ノルベが導入されるのは、前橋・高崎・太田の各駅を中心としたエリアで6社(上信電鉄・群馬中央バス・日本中央バス・群馬バス・矢島タクシー・永井運輸)が運行している路線バス。具体的な導入路線は決定次第案内される。発表によると、バス事業者6社が協力して一つのエリアで地域連携ICカードを導入するのは初めてのケースという。
地域連携ICカードは、JR東日本の交通系ICカード「Suica」(スイカ)をベースにしたICカード。東北や北関東で導入計画が進められており、まず今年2021年3月から宇都宮エリアの路線バス(関東自動車・JRバス関東)のICカード「totra」(トトラ)としてサービスを開始する。