「36ぷらす3」一部車両をリニューアル 九州周回のJR観光列車、個室増やす



JR九州は観光列車「36ぷらす3」のリニューアルを決めた。5月から運休して改装工事を実施し、1~2人用個室を増やす。

JR九州の観光列車「36ぷらす3」。【画像:JR九州】

「36ぷらす3」は九州7県を5日間かけて周回する観光列車。787系特急型電車を改造した6両編成の専用車両を使用している。2020年に運行を開始した。JR九州によると、これまでに約7万4000人が利用したという。今回のリニューアルでは6号車を改装する。

現在の6号車は床が畳敷きで、開放タイプのグリーン席が設けられている。改装により1~2人用のグリーン個室を10室新設。個室と通路を仕切るパーテーションはガラス張りで開放的な空間を演出しつつ、各個室は異なるデザインの座席でラグジュアリーな空間に変えるという。床は気軽に車内散策を楽しめるようにするとしてフローリングに変える。6号車の改装により、1~2人用個室は3号車の6室とあわせて合計16室になる。

リニューアル後の6号車のイメージ。1~2人用個室を10室設ける。【画像:JR九州】
現在の6号車は畳敷きで開放タイプのグリーン席が設置されている。【撮影:鉄道プレスネット】

車両のリニューアルのため、「36ぷらす3」は5月11日限りで運行を休止。秋から運行を再開する予定だ。また、5・6号車で提供している「座席ランチプラン」は6号車のリニューアルに伴い5月11日限りで終了する。

JR九州は1~2人用個室を増やすことについて「お一人旅、ご夫婦、ご友人など少人数でお寛ぎいただける空間で、九州の魅力に触れる旅をお楽しみください」としている。

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