JR西日本は9月28日、利用者投稿システム「みんなの駅」の実証実験を実施すると発表した。駅設備の不具合の迅速な修繕を目指す。
実証実験は10月上旬から、新大阪駅の在来線エリアのコンコース・ホームで実施。利用者がコンコースやホームで設備の不具合を不具合を見つけた場合、スマートフォンで「みんなの駅」のウェブサイトにアクセスしてもらい、写真や文字で不具合の状況を投稿してもらう。
JR西日本はこのシステムの導入により「情報をタイムリーに共有し、修繕につなげる」としている。今回の実証実験では、サービスの実装に向けた有用性の検証と課題の抽出を行う。実施期間は10月上旬から12月末頃までの予定だ。