山陽新幹線の博多車両基地「一般公開」10月15日 募集人数は前年の倍近くに



JR西日本は10月15日の10~16時、山陽新幹線の車両基地「博多総合車両所」(福岡県那珂川市)の一般公開イベント「新幹線ふれあいデー」を開催する。事前申込制。

博多総合車両所で保存されている「WIN350」の先頭車。【画像:Rsa/wikimedia.org/CC BY-SA 3.0】

新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」やN700系電車、0系電車、高速試験車両「WIN350」など新旧新幹線車両の展示・撮影会が行われる。

ほかにも車両ジャッキアップの実演や新幹線の掃除体験、新幹線車両との綱引き体験、ミニ新幹線の乗車体験などを実施。事前抽選イベントとして「ドクターイエロー」の車内見学や新幹線運転台の見学、車掌放送体験も企画されている。

博多総合車両所の最寄駅は博多南線の博多南駅。参加申込みはJR西日本のアプリ「WESTER」で参加申込みを受け付けている。申込期間は8月27日23時59分まで。

「新幹線ふれあいデー」は例年10月に行われているが、コロナ禍の影響で2020年と2021年は中止された。昨年2022年は参加人数を8000人に制限した事前申込制として3年ぶりに開催。今年2023年も事前申込制だが、募集人数は倍近い1万5000人になる。

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