ウズベキスタン「高速鉄道車両」1編成目が完成 韓国メーカー初の海外輸出



韓国の現代ロテムは、中央アジアのウズベキスタン国鉄(UTY)向け高速鉄道車両「UTY EMU-250」の1編成目をこのほど完成させた。同社は12月10日、韓国の馬山(マサン)港で出荷式を開催。ウズベキスタンのジャムシド・ホジャエフ副首相らが出席した。韓国メーカーが製造した高速鉄道車両が海外に輸出されるのは、これが初めて。

ウズベキスタン向けの高速車両「UTY EMU-250」。【画像:現代ロテム】

「UTY EMU-250」は韓国高速鉄道(KTX)の150000系「KTX-イウム」をベースにした7両編成の電車。軌間はウズベキスタンの鉄道にあわせて1520mmの広軌に対応しており、防じん設計の採用により砂漠対策も強化している。営業最高速度は250km/h。

馬山で行われた出荷式典。【画像:現代ロテム】

現代ロテムとUTYは昨年2024年6月、42両(7両6編成)の高速車両の供給・保守契約(約2700億ウォン=約287億円)を締結。現代ロテムが1編成目の製造を進めていた。韓国の英字紙『コリアタイムス』などによると、現代ロテムは残る35両を2027年までに納入する予定。タシケント~ブハラなどを結ぶ長距離列車に導入される計画だ。導入路線の総距離は1286kmに及ぶという。

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