Suicaのペンギン「卒業」へ JR東日本のICカード、新キャラクターどうなる?



JR東日本は11月11日、同社が展開している交通系ICカード「Suica」のイメージキャラクター「Suicaのペンギン」について、来年度2026年度末をもって「卒業」させると発表した。Suicaの機能・サービス強化計画「Suica Renaissance」の一環。

「Suicaのペンギン」が描かれたSuicaカード。【撮影:鉄道プレスネット】

Suicaは1994年から始まったICカード出改札システムの試験を経て、1999年に現在の名称に決まった。アデリーペンギンをモチーフにしたキャラクター「Suicaのペンギン」がイラストレーター・絵本作家の坂崎千春氏により制作され、2001年4~7月のモニターテストにあわせて使用を開始。同年11月からSuicaのサービスが本格的に始まり、「Suicaのペンギン」もSuicaのキャラクターとして定着した。グッズ展開なども行われている。

モバイルSuicaのロゴマーク(右)でも「Suicaのペンギン」がデザインされている。【画像:JR東日本】
ぬいぐるみなどのグッズ展開も行われている。【画像:JR東日本商事】

JR東日本は「Suicaのペンギン」のキャラクター展開の終了に向け、ファン向けのキャンペーンを展開する方針だ。同社は「その愛くるしい見た目から多くのお客さまに愛され、『Suica』の認知度向上・利用促進に多大な貢献をいただきました」とコメント。作者の坂崎氏は「25年という長い時間、『Suicaのペンギン』として歩むことができて幸せでした。最後の1年も精一杯務めさせていただきます」とコメントした。

一方、JR東日本は「Suicaのペンギン」に代わる、新しいイメージキャラクターを導入する方針。同社は「新たなキャラクターには、お客さまの生活と幅広い接点を持つ、進化するSuicaのイメージを担っていただきます」としている。

新キャラクターの制作について、JR東日本は「何らかの形でお客さまに参画していただくことも検討しています」としているが、具体的な募集方法や内容、選定方法などは今回明らかにしていない。同社は今後、決まり次第案内するとしている。

《関連記事》
JR東日本のSuica「タッチなし」「高額」「サブスク」など今後10年で順次展開へ
JR東日本「運賃改定日」決定 JRグループの往復・連続切符廃止や東海道別線化も
JR「北海道&東日本パス」2025年冬季も発売 普通列車が7日間乗り放題