JR東日本の秋田支社は2月25日、五能線（秋田県・青森県）の観光列車「リゾートしらかみ」に透過型ディスプレイ「e-モーションウインドウ」を試験搭載すると発表した。
通常は二重になっている車両の窓ガラスのあいだに有機ELディスプレイを挟み込み、車窓の景色に重ねるようにして車外の天候・気温・日没時間などの情報を表示する。観光キャンペーンの告知、五能線内の観光情報なども表示するという。
搭載車両は「リゾートしらかみ」（青池編成）の1号車と4号車展望室の2カ所で、表示開始は4月2日から。秋田支社は営業運転をしながら各種試験を行い、将来的な鉄道車両への搭載を検討するとしている。
