JR西日本が関西の終電延長も中止 年末年始の運転体制、新型コロナ拡大で方針転換



JR西日本の近畿統括本部は12月15日、本年度2020年度の年末年始(2021年12月31日~2021年1月1日)に関西エリアで実施する計画だった終電の延長を中止すると発表した。

JR京都線の電車。【撮影:草町義和】

同社は12月4日、本年度は年末年始の終夜運転を中止し、12月31日の終電を1月1日未明の3時頃まで延長すると発表した。しかし、「昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の状況」を考慮し、終電の延長も中止することを決めた。

関西ではこのほか、大阪市高速度電気軌道(大阪メトロ)がいったんは終夜運転の実施を計画したものの、大阪市の要請を受け中止を決めている。