京阪神エリア格安特急券の発売期間が1カ月延長 「らくラクはりま」全車指定に



JR西日本は6月25日、京阪神エリア内に限り特急列車を低価格で利用できる「期間限定 定期券併用チケットレス特急券」について、発売期間を延長すると発表した。指定席の発売制限は終了する。

「期間限定 定期券併用チケットレス特急券」で利用できる特急「はるか」。【撮影:草町義和】

「期間限定 定期券併用チケットレス特急券」は、JR西日本のネット予約サービス「e5489」専用商品。「はるか3号」の京都~天王寺間や「サンダーバード41号」の大阪~近江今津間など、特定の特急列車の特定の区間のみ利用できる指定席特急券で、料金は一律300円だ。当初の販売期間は6月末までの予定だったが、対象列車を一部変更したうえで1カ月延長し、7月31日まで発売される。

「期間限定 定期券併用チケットレス特急券」の対象列車は現在、定員の5割程度を上限として指定席を発売しているが、この取り扱いは6月乗車分をもって終了する。このほか、東海道・山陽本線(JR神戸線)の大阪~姫路間を結ぶ通勤特急「らくラクはりま」は指定席車両を拡大し、全車指定席に変更する。