JR東日本の東北本部は2月20日、水害で長期運休中の奥羽本線・新庄~院内(山形県・秋田県)について、運転再開日や再開後の時刻表など詳細を発表した。車両が電車から気動車に変わるほか、運行系統を基本的に院内~横堀で分割する。

新庄~院内は4月25日の始発から運転を再開。同区間の代行バスは4月24日限りで運行を終了する。再開後の新庄発着の列車は新庄~秋田を直通する列車が1往復で、新庄~横堀を結ぶ列車が6往復。ほかに新庄~真室川を結ぶ列車も1.5往復運行される。区間別では新庄~真室川が8.5往復、真室川~院内が7往復。山形方面から新庄以北に接続する最終列車は山形18時59分発、村山19時34分発になる。
車両は新庄~真室川の1.5往復がキハ110系気動車。これ以外の7往復も電気式気動車のGV-E400系を使用する。架線から供給される電気で走る電車は運行されず、新庄~院内は電化路線から非電化路線に変わる。

このほか、秋田県内では院内~秋田・大曲・横手・湯沢方面を結ぶ列車が9往復運行され、このうち6往復が新庄発着の列車に接続する。院内~横堀は山形側(新庄発着)の列車と秋田側(院内発着)の列車の両方が運行されることになる。乗り換えは院内駅と横堀駅のどちらでも可能だが、下り(横手・湯沢方面)は横堀駅なら同一ホームでの乗り換えが可能。上り(新庄方面)は院内駅で同一ホーム乗り換えが可能になる。

奥羽本線の新庄~院内は、昨年2024年7月の大雨の影響で土砂流入や盛土崩壊など甚大な被害が発生し、現在も運転を見合わせている。JR東日本は2024年10月、新庄~院内を非電化路線として復旧することを発表。架線は順次取り外す計画だ。
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