西武新宿線の地下化、事業期間6年延長 東京都中野区内「用地の取得状況など」で変更



西武鉄道の新宿線・中井~野方間で進められている連続立体交差事業(連立事業)の事業期間が、このほど6年延長された。

西武新宿線・中井~野方間の縦断面図。【画像:東京都・中野区・西武鉄道】

中井~野方間の連立事業は、3.2kmの同区間の線路のうち東京都中野区の上高田五丁目から野方四丁目まで約2.4kmを地下化し、7カ所の踏切を解消するもの。途中の新井薬師前駅と沼袋駅も地下駅に変わる。2011年8月に都市計画が決まり、2013年4月の事業認可を経て工事に着手した。

事業期間は当初、2020年度末(2021年3月31日)までとしていたが、「事業に必要な用地の取得状況などから事業期間が6年延長」(中野区)されることになり、今年2020年4月8日に事業期間の変更が決定。期限は2026年度末(2027年3月31日)までになった。