京成電鉄の高性能保安装置、全線導入「再完了」合併で未整備区間が発生



京成電鉄は1月22日、同社の高性能保安装置「C-ATS」を1月24日始発から松戸線・鎌ヶ谷大仏~北習志野に導入すると発表した。これにより京成線の全線でC-ATSの整備が完了した。

京成松戸線の列車。【撮影:草町義和】

「C-ATS」は自動列車停止装置(ATS)の一種。京成電鉄や北総鉄道、芝山鉄道に導入されている。それぞれの信号区間に合わせた細かな速度チェックが可能で、信号区間内を連続的に制御可能。急カーブやポイント、線路の終端部などでの速度制限にも対応するほか、駅を誤って通過した際の踏切防護機能も搭載している。

C-ATSの動作イメージ。【画像:京成電鉄】
京成松戸線のC-ATS導入済み区間と2026年1月24日の導入区間。【画像:京成電鉄】

京成電鉄は10年前の2016年にC-ATSの導入を完了していた。ただし松戸線はこのころ、京成電鉄関連会社の新京成電鉄が運営しており、C-ATSの整備は2014年に着手。昨年2025年4月に京成電鉄が新京成電鉄を吸収合併した時点では松戸線でのC-ATSの整備が一部区間で完了しておらず、再び未導入区間が発生していた。

今回、同線の整備完了で京成線のC-ATS整備が再び完了したことになる。京成電鉄はC-ATSについて「従来のもの(ATS)よりも細かく列車の速度制御が可能になるため、保安度が一層向上します」とアピールしている。

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