多摩モノレールの延伸区間「デザイン」意見募集 「まちの象徴になる駅舎」目指す



東京都の都市整備局は、多摩都市モノレール線(多摩モノレール)の延伸区間について「まちや駅のイメージ」の意見を募集している。収集した意見を参考に延伸区間全体と各駅のデザインコンセプトを策定する。

多摩モノレールの列車。【撮影:草町義和】

募集するのは多摩モノレールの複数ある延伸の構想・計画のうち箱根ヶ崎ルートに対する意見で、上北台駅からJR八高線・箱根ケ崎駅付近のNo.7駅(仮称)を結ぶ7.0kmの区間。都市整備局は募集内容を「都民の皆様が思い描くまちの風景や各駅のイメージ等」としている。募集期間は11月26日まで。都市整備局ウェブサイトに設置した専用フォームで受け付けている。

箱根ケ崎ルートは上北台駅から新青梅街道に沿って西進し、箱根ケ崎に至る延伸ルート。2020年1月に東京都が事業化に向けて予算を計上した。昨年2024年7月、多摩モノレールの既開業区間を運営する多摩都市モノレールが軌道事業特許を申請。国土交通大臣が今年2025年5月に特許した。事業費は約1290億円を見込んでいる。開業時期は2030年代半ばの予定。

東京都は今年2025年3月、「多摩のまちづくり戦略」を策定。箱根ケ崎ルート沿線のまちづくりについて「新しい暮らし方・働き方のモデルとなり、多様な都市機能が人を呼び込み、緑の恵みを最大限にいかしたまち」の実現に向け、エリア全体の共通ポリシーや各駅周辺等のまちづくりの方向性を示した。

延伸区間に設ける駅のイメージ。【画像:東京都】

新たに整備する駅舎は「まちの象徴となるようなデザイン」にするとしており、6月に有識者や地元市町、多摩都市モノレールなどで構成される駅舎デザイン検討会を東京都が設置。デザインの検討を進めている。

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