南海電鉄は10月21日、高野線の新しい観光列車の名称を「GRAN 天空(グラン テンクウ)」に決めたと発表した。同時に列車名のロゴマークや4両1編成の詳細な外観デザインも公表した。

南海電鉄は社内公募で応募があった857件のなかから「GRAN 天空」「TENKU 零(テンクウ ゼロ)」「天空-みやび-(テンクウ ミヤビ)」の3案を列車名の候補として選定。8月に一般投票を実施し、5498件の投票があった「GRAN 天空」を採用することにした。
南海電鉄は「GRAN 天空」について「落ち着いた空間と心を込めたおもてなしで、誰もが心穏やかな時間を過ごすことができる旅を お客さまにお届けしたいという思いを込めました」としている。

あわせて全4両の側面を含む車両の詳細デザインも発表した。外観は深紅をベースとし、ゴールドを基調とした装飾を施す。側面は「羽車マーク」と呼ばれる南海電鉄の社章をヒントに「優美に羽根を広げるデザイン」とし、高野山に咲くシャクナゲなど沿線にゆかりのある植物をモチーフにした装飾を随所に施す。

運行開始は本年度2025年度末の予定。これに伴い、高野線の橋本~極楽橋で運行されている観光列車「天空」は来年2026年3月20日をもって定期運行を終了する予定だ。
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