相鉄「海老名駅」新駅舎の開業スケジュールに遅れ 鉄骨に不具合、部分開業も視野



相模鉄道(相鉄)は3月11日、海老名駅で進めている駅舎改良工事について、開業スケジュールに遅れが生じる見込みと発表した。架設が完了した鉄骨の一部に不具合が発生したためとしている。

海老名駅改良工事の縦断面図(上)と平面図(下)。【画像:相鉄】

相鉄によると、昨年2020年4月から鉄骨の架設工事を進めていたが、ホーム中ほどより改札寄りの鉄骨の高さが設計値よりも低い値になっていることが判明。現在、架設した鉄骨を一時解体し、原因を特定するために地盤状況などの調査を行っている。

同社は今後、原因の特定と対策を確立させ、鉄骨架設工事を再開する方針。一方で新設する駅舎を部分的に使用開始できるよう、スケジュールを見直すとしている。