西武鉄道が観光型マース「セーモ」展開 まず小江戸・川越エリアで実証実験



西武鉄道は8月27日、観光型MaaS(マース)の実証実験を実施すると発表した。第1弾として小江戸・川越エリアを対象に実証実験を実施。9月11日から専用のスマートフォンアプリ「SeMo」(セーモ)を展開する。

西武新宿~本川越間の特急レッドアロー「小江戸」。【画像:太陽sun/写真AC】

セーモは検索・予約・決済の各機能を搭載。スマホだけで交通機関の検索や特急レッドアローの予約などを一括で管理できるようにする。チケットの利用可能期間は9月19日から11月30までの予定。チケット利用日の21日前から購入できるようにする。

また、セーモでデジタル切符「本川越・小江戸タイムトリップきっぷ」が購入可能。西武新宿線の往復特急券・乗車券や川越の観光地を結ぶイーグルバス「小江戸巡回バス」の1日フリー乗車券、小江戸協賛店の特典サービスなどをセットにしたもので、発売額は大人1700円・子供850円。最大で1100円の割引になるという。

セーモをインストールしたスマートフォンのイメージ。【画像:西武鉄道】

実証実験期間中の「本川越・小江戸タイムトリップきっぷ」利用時、西武新宿駅と高田馬場駅の窓口で、スティック型ノンアルコール除菌液をプレゼントする。先着1000人まで。