仙台市の郡和子市長は5月18日、仙台市営地下鉄南北線に導入する新型車両「3000系」のデザインが決まったと発表した。
仙台市はA・B・C3案のデザインを作成し、一般市民による投票を実施。投票総数は約1万3000票で、このうち半数近い票を得たA案(6251票)を採用した。B案は2111票、C案は4618票だった。
A案は「南北線車両からの進化」がコンセプト。先頭部の形状を「くの字型」とし、従来の南北線の車両である1000N系のスタイルを継承した。ライトは前面のラインと一体化させ、進化したイメージを創出したという。
3000系は南北線で現在運用されている1000N系電車の置き換えを目的に導入される新型車両。来年度2022年度から製造に着手し、2024年度から運行を開始する予定だ。