秩父鉄道の夜行列車ツアー「三峰53号」旅客全線を走行、貨物側線通過、模擬タブレット



秩父鉄道と日本旅行大阪法人営業統括部は恒例となった夜行列車ツアー「重連電機・12系客車 夜行急行『三峰53号』熊谷・永田行の旅」を12月11~12日に実施する。

夜行急行「三峰53号」のイメージ。【画像:加藤篤史/日本旅行】

行程は次の通り。

●12月11日
熊谷21時52分発→羽生→(車中泊)

●12月12日
→熊谷(機回し)→武川(貨物側線通過)→長瀬(ミニ撮影会)→武州原谷(貨物側線通過)→三峰口2時44分着・3時38分発(機回し、撮影会)→熊谷(機回し)→永田6時37分着

今回は羽生駅まで入線し秩父鉄道の旅客線を全線走行。武川駅と武州原谷駅では旅客列車が通常走らない貨物側線を走る。電気機関車が12系客車をけん引するが、プッシュプル・前部重連の2種類のけん引形態で運行される。このほか、模擬的な「タブレット交換」を実施。場所は当日発表される。最終行程の熊谷→永田間は快速列車として運行される。ヘッドマークは2種類を装着。記念硬券のプレゼントなどもある。

最少催行人員は120人で、旅行代金(大人一人あたりの場合)は1万2500円から。予約は10月29日の15時から日本旅行大阪法人統括部のツアー専用予約サイトで受け付ける。

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