JR東日本の横浜支社は9月19日、京浜東北・根岸線に自動運転を導入すると発表した。横浜支社管内で自動運転が導入されるのは初めて。

自動運転が導入されるのは、京浜東北・根岸線の東神奈川~大船。横浜線から京浜東北・根岸線に乗り入れる直通列車のみ自動運転を行う。車両も横浜線のE233系電車6000番台(8両編成)を使用する。
自動運転レベルはGoA2相当。乗務員が自動列車運転装置(ATO)の出発ボタンを操作すると、自動的に発車と加減速、定位置への停止制御が行われる。ドアの開閉は乗務員が客の乗り降りを確認したうえで行う。

9月下旬から一部の営業列車でATOを使用した走行訓練を実施。11月22日の始発からATOを順次使用開始する。横浜支社は「システムで加減速を調整するため、安定性の向上に加え、省エネかつ、一定の乗り心地となります」としている。
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