阪急電鉄は8月1日、冷房の温度を高めに設定している弱冷房車を試験的に減車すると発表した。

弱冷房車を減らすのは7両編成と8両編成の列車。現在は前後2両目に弱冷房車を設定しており合計2両だが、8月4日以降は順次、弱冷房車の設定を1両(大阪梅田寄りの2両目)だけに変更する。
阪急電鉄は「近年の高気温化を受け、より快適な車内環境をご提供するため」としている。今年2025年は試験実施とし、来年2026年は状況を踏まえて検討するとしている。

気象庁が公表している大阪の1日平均気温の観測結果によると、1970年代は7月が25.8~28.8度で、8月は27.0~29.6度。2010年代は7月が26.5~29.5度、8月は27.8~30.5度に上昇している。2025年7月の1日平均気温は30.2度。7月としては1883年の観測開始以降、初めて30度を超えた。
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