泉北高速鉄道は7月22日、同社の新型車両「9300系電車」の運転体験イベントを光明池車庫(大阪府和泉市、光明池駅から徒歩約10分)で実施する。
3部制で開催時刻は第1部が9時~10時50分、第2部が12時15分~14時05分、第3部が14時45分~16時35分。まず20分ほど講習会を実施し、電車の操作方法などを習得。続いて4両編成の9300系を光明池車庫内の線路(約90m)で複数回運転する。
マイクを使った車内放送や車掌スイッチによるドア開閉操作も体験できる。参加者には、このイベント向けに制作されたヘッドマークや9300系のオリジナルグッズがプレゼントされる。
合計3組(1組4人まで)を募集。参加費は14万円(一人あたり3万5000円)になる。6月20日17時から7月3日17時まで、泉北高速鉄道のウェブサイトで申込みを受け付ける。申込み多数の場合は抽選。
9300系は泉北高速鉄道が導入する新型の通勤電車。南海電鉄の8300系電車がベースだが、車体のデザインや内装は泉北高速鉄道独自のデザインを採用する。これまでの発表では、今年2023年夏に営業運行を開始する予定としていた。
今回の運転体験イベントについて、泉北高速鉄道は「営業運転開始前に9300系を運転いただけるイベントです」とアピールしている。営業運行開始は8月上旬からの予定だ。
※一部修正しました。(2023年6月21日10時55分)
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