熊本電鉄「1000形」デビュー記念の撮影会・グッズ販売 もと静岡鉄道のステンレス車

熊本電鉄は3月27日、新たに導入した電車「1000形」の営業運行を始めた。もと静岡鉄道の車両で2両編成1本。これに伴い同社は1000形の撮影会やデビュー記念グッズの販売を行う。

熊本電鉄に譲渡された1000形1009号編成(写真は譲渡前)。【撮影:草町義和】

撮影会は4月10日の9~12時、北熊本駅の車庫内で開催。9時~10時30分は1000形・01形・03形の3編成を並べて展示し、10時から30分間は1000形にヘッドマークを掲出する。10時30分~12時は1000形の1編成のみ展示し、11時30分から30分間はヘッドマークを掲出。運転台も開放し、ドアの開閉や案内テープ・マイクの操作ができるようにする。

撮影会の参加には同駅に併設された「くまでんショップ」の商品券500円分が付いた入場料(500円)を払う必要がある。一人につき500円だが、家族で入場の場合は3人まで500円で入場できる。小学生未満は無料。

デビュー記念グッズは「1000形デビューヘッドマークレプリカ」(1万7600円)や「1000形デビューヘッドマークミニ缶バッチ・マグネット」(200円)、「1000形デビューヘッドマークコースター」(770円)など。4月4日9時から「くまでん公式オンラインショップ」で販売するほか、4月9日の9時からは北熊本駅のくまでんショップでも販売する。ヘッドマークのレプリカはネット注文のみの受注生産だ。

1000形デビュー記念グッズのイメージ。【画像:熊本電鉄】

静岡鉄道の1000形は1973年から1985年にかけ24両(2両編成12本)が製造された。車体はステンレス製で、速度制御とブレーキ操作を一体化したワンハンドルマスコンを採用するなど、1973年当時の地方私鉄としては珍しい最新の技術を採用した。

現在は新型車両A3000形の導入に伴い順次引退している。2021年2月に運用を終了した1009号編成(1009+1509号)が熊本電鉄に譲渡され、3月27日から営業列車の運用に入った。このほか、1010号編成(1012+1512号)もえちぜん鉄道(福井県)に譲渡されたが、営業運用にはまだ入っていない。

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