水間鉄道11月30日ダイヤ改正、日中は減便も「時間帯別運賃」導入で値下げ



水間鉄道(大阪府)は11月2日、ダイヤ改正を11月30日に実施すると発表した。減便を行うとともに、新たに土曜・休日ダイヤを導入する。

水間鉄道の列車。【撮影:草町義和】

平日は日中の貝塚発10時15分から16時15分まで、毎時2本のダイヤに。現在のダイヤより1本減る。夜間は貝塚発21時35分以降を30分間隔とし、最終列車はいまより15分繰り上げて貝塚発23時35分とする。一方で朝ラッシュ時間帯は、南海電気鉄道(南海電鉄)南海本線の上り線との接続をスムーズにするという。

土曜・休日は貝塚発6時45分~8時25分を20分間隔とし、それ以外は原則30分間隔に。夜間は貝塚発22時15分以降、40分間隔になる。

このほか、減便となる10~16時台に利用できる「昼間割引きっぷ」「昼間割引フリー乗車券」がダイヤ改正に伴い発売され、事実上の時間帯別運賃の導入による値下げが行われる。

「昼間割引きっぷ」は全線180円均一(子供半額)で、利用区間によっては現在の運賃より40~120円安くなる。貝塚・水間観音の両駅で発売されるほか、ほかの駅からも現金精算で利用できる。

「昼間割引フリー乗車券」は、現在のフリー乗車券より240円安い360円。貝塚・水間観音の両駅で発売される。