シンガポールの軽量軌道交通(LRT)「センカン・プンゴルLRT」で、三菱重工業などが受注した新型車両の営業運転が7月15日に始まった。

三菱重工によると、外観デザインは既存車両に準じているが搭載機器を最適化。通常は1両ごとに設置される信号機器などを2両1セットにした。車内の運転台には各機器を設定できるタッチパネルを搭載ている。
また、走行時の車両情報を常時蓄積できるようにした。この蓄積したデータを活用してメンテナンスやトラブルシュートの迅速化を図り、運行事業者からの改善要望に対応するという。
7月15日に営業運転を開始したのは2編成。三菱重工などは今後、2028年までに合計25編成を引き渡す予定だ。

センカン・プンゴルLRTは、シンガポール北東部のセンガン地区とプンゴル地区を循環するLRT。自動運転車両が専用の軌道を走るAGT方式を採用している。
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