新潟交通電車線の月潟駅に保存の3両「大規模修復」完了、記念式典を開催へ



新潟交通電車線の旧・月潟駅(新潟市南区)で保存されている鉄道車両の大規模修復が完了した。7月27日に修復完了の記念式典が行われる。

旧・月潟駅と同駅で保存されているモハ11など3両の鉄道車両。【画像:新潟市】

当日は10時から式典を開催し、テープカットなどを行う。式典後は修復後の車内を見られるほか、保存車両の歴史や修復内容の説明を聞くことができる。

新潟交通電車線は、白山前~燕の36.1kmを結んでいた鉄道路線。1999年までに全線が廃止された。月潟駅は木造駅舎やホーム、線路が往時のまま残され、電車線で使われていたモハ10形電車モハ11とモワ51形電車モワ51、キ100形除雪車キ116の合計3両が同駅で静態保存されている。

3両は地元住民などで構成されるボランティア団体「かぼちゃ電車保存会」が随時メンテナンスを行っている。2022年からは、モハ11を小型の車両移動機で牽引して走らせるイベントも行われている。かぼちゃ電車保存会によると、今年2025年2月から修復作業を進めていた。

モワ51の修復作業前(左)と外板の修復作業中の姿(右)。【画像:かぼちゃ電車保存会】
モワ51の荷物室天井の修復作業前(左)と塗装作業中の姿(右)。【画像:かぼちゃ電車保存会】

新潟市によると、保存会による修復では追いつかないほど劣化していたことから、このほど同市が大規模な修復工事を実施。外観や内装に加え、機能面でも大きく修復されたという。

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