JR九州「或る列車」7月から運転再開 ハウステンボス~博多間と大分~日田間



JR九州は6月9日、同社の観光列車シリーズ「D&S列車」のうち「JRKYUSHU SWEET TRAIN 或る列車」について、7月23日から運転を再開すると発表した。ハウステンボス(長崎県佐世保市)~博多間と大分~日田間の2コースで運転される。

JR九州の「或る列車」。【画像:JR九州】

ハウステンボス~博多間のコースは7月23日から8月30日までの期間、計20日間・40本が運転される計画。ハウステンボス11時05分頃発→博多13時57分頃着の午前便と、博多14時58分頃発→ハウステンボス18時00分頃着の午後便が設定されている。

9月1日から11時30日までは計41日間・82本が大分~日田間で運転される計画だ。時刻は午前便が大分9時46分頃発→日田12時07分頃着、午後便が日田14時46分頃発→大分17時13分頃着になる。申し込みは6月11日の11時から「或る列車」のウェブサイトなどで受け付ける。

「或る列車」は九州各地の旬の食材を用いたスイーツを車内で提供する観光列車。今年2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月30日の運転を最後に運休しているが、新型コロナウイルス緊急事態宣言の解除に伴い7月から再開することが決まった。

運転の再開に際しては、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、客室乗務員と調理スタッフが食事などのサービス時にマスク・手袋・フェイスガードを着用。客に対しては乗車前の検温や体調チェックなどを行う。

「或る列車」以外の「D&S列車」も、6月19日から順次再開する予定だ。