広島電鉄「快速便」駅前大橋ルート開業のダイヤ改正で設定 所要時間短縮や増発も



広島電鉄は7月8日、「駅前大橋ルート」の開業にあわせて8月3日にダイヤ改正を実施すると発表した。所要時間の短縮や増発に加え、「快速便」の実証運行も行う。

広島電鉄の電車。【撮影:草町義和】

ダイヤ改正では1・2・6号線の広島駅~稲荷町を駅前大橋ルート経由に変更。5号線も広島駅~比治山下を駅前大橋ルート経由に変える。これにより八丁堀・紙屋町方面や比治山下方面への所要時分が4分ほど短縮される。

広島駅の発着便はラッシュ時を中心に増発。1号線は平日朝ラッシュ時の7時台に合計4本増便するほか、大型車両での運行本数も平日で10本増やす。2号線は平日夕ラッシュ時の16~18時台に合計2本増便する。

快速便の実証運行は、広島駅を7時32分と7時51分に発車する2本で実施。途中停車する停留場は稲荷町・八丁堀の2停留場で、銀山町・胡町・立町の3停留場は通過する。これにより1分程度の短縮を見込む。実証運行の実施期間は8月3日~12月31日の予定。

広島駅~紙屋町東の各系統と快速便の停車停留場。【画像:広島電鉄】

駅前大橋ルートは広島駅~比治山町交差点の1.1kmを結ぶ新線。広島駅停留場は広島駅ビルの2階に移り、JR広島駅の中央改札口と同一平面で乗り換えできるようになる。

2025年8月3日に開業する駅前大橋ルートの位置。【画像:広島電鉄】

一方、既存ルートは広島駅~猿猴橋町~的場町が8月2日限りで廃止。的場町~稲荷町と的場町~段原一丁目~比治山下は8月2日をもって休止し、来年2026年春の循環線開業時に再開する予定だ。

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