スペインの鉄道車両メーカー「CAF」は7月8日、スウェーデン国鉄(SJ)が都市間列車に導入する新型車両を受注したと発表した。2026年に営業運転を開始する予定。
CAFとSJによると、新型車両は5両編成25本で契約額は約3億ユーロ。スウェーデンの厳しい気象条件に対応し、マイナス40度の気温にも耐えられるという。車内には自転車やベビーカーなどを置くことができるスペースを設ける。最高速度は200km/h。
新型車両はストックホルム~ヨーテボリやストックホルム~ウプサラ、リンショーピング~ストックホルム~リュースダール、カルマール~ヨーテボリの各区間で運行される。
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