「トーマス号」「ちびまる子ちゃん電車」乗車ツアー 大井川鐵道と静岡鉄道が連携



静岡県内で鉄道路線を運営している静岡鉄道と大井川鐵道は7月23・25・26日の計3回、「ちびまる子ちゃん電車&長沼車庫洗車体験と きかんしゃトーマス号&トーマス号の整備工場」と題したツアーを共同で実施する。

「ちびまる子ちゃん電車」(左)と「きかんしゃトーマス号」(右)。【撮影:草町義和】

行程は日帰りで、静岡駅を8時に出発。静岡鉄道の「ちびまる子ちゃん電車」に貸切で乗車して車両基地を訪問し、電車に乗ったまま洗車機の通過体験を行う。続いて大井川鐵道の千頭駅に移動して、SL列車「きかんしゃトーマス号」に乗ったり、新金谷駅に隣接する車両工場を見学したりする。

募集人員は1回あたり80人(最小催行人員25人)で、旅行代金は中学生・大人の場合で1万2000円。申し込みは大井川鐵道のウェブサイトで受け付けている。

静岡鉄道は、静岡市内の新静岡~新清水間11.0kmを結ぶ静岡清水線を運営。沿線は漫画『ちびまる子ちゃん』の作者・さくらももこさん(2018年死去)の出身地で、同線を走る1000形電車の第1011編成(2両)を『ちびまる子ちゃん』のイメージで装飾した「ちびまる子ちゃん電車」を走らせている。

SL列車を運転している大井川鐵道は、6月26日から英国の幼児向けテレビ番組『きかんしゃトーマス』のイベントを開催。主人公「トーマス」を模した実物大の蒸気機関車がけん引するSL列車「きかんしゃトーマス号」を走らせる。