井原鉄道の制服「濃紺色の半袖ポロシャツ」に 近年の気候変化に対応



井原線(岡山県・広島県)を運営する第三セクターの井原鉄道は6月3日、盛夏期に着用する制服を新しくすると発表した。近年の気候の変化に対応する。

井原鉄道の列車。【画像:岡山県】

現行の盛夏衣は半袖白ワイシャツだが、新しい制服は半袖ポロシャツに。右袖には社章を装飾する。色は「お客様に安心・清潔感を感じさせる」として濃紺色を採用した。スラックスは変更しない。

また、熱中症の予防のため「クールビズスタイル」を推奨。制帽とネクタイは着用しない場合があるとしている。制服の改定日は6月9日。乗務員と駅員が着用する。

井原鉄道の新しい制服(盛夏衣)。【画像:井原鉄道】

井原鉄道によると、近年の猛暑による職場環境の変化を受け盛夏衣を一新することに。新しい制服の導入に際しては着心地や実用性など現場社員の声を重視し、猛暑による社員の熱中症防止につながる制服を採用したという。

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