渋谷駅西口の新歩行者デッキ、7月中旬から使用開始 地上2階で渋谷フクラスなど接続



東急・JR東日本・東京地下鉄(東京メトロ)・道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発組合・東急不動産の5者は3月31日、渋谷駅の「西口仮設通路」と「渋谷フクラス接続デッキ」の使用開始時期を7月中旬に決めたと発表した。

渋谷フクラス側から見た完成イメージ。【画像:東急】

渋谷駅西口では今後、渋谷スクランブルスクエア第2期(中央棟・西棟)や駅前広場・バスターミナルなどの再開発計画が本格的にスタートする予定だ。関係各者はこれらの大規模工事に先立ち、渋谷駅と渋谷マークシティを接続する西口仮設通路を設ける。

西口仮設通路は、渋谷フクラスとも渋谷フクラス接続デッキを通じて接続。再開発が本格化する渋谷駅西口の地上2階レベルでの仮設歩行者ネットワークを構築する。また、渋谷駅から今回整備される西口仮設通路と渋谷フクラス接続デッキを通り、渋谷フクラス内の歩行者通路と、東京国道事務所が整備する渋谷駅西口歩道橋を経由することで、桜丘町エリアにも歩行者ネットワークが拡充され、回遊性が高まるという。

現在の東急百貨店東横店西館内の歩行者通路は、将来実施される東急百貨店東横店西館の解体工事の着手に合わせて閉鎖される予定だ。

渋谷フクラス側の完成イメージ。【画像:東急】
JR渋谷駅側から見た完成イメージ。【画像:東急】
歩行者デッキ供用開始前後の動線。【画像:東急】