JR東日本「サングラス」本格導入 運転士に加え駅員も



JR東日本は1月8日、駅員・運転士用の保護メガネ(サングラス)を本格導入すると発表した。2月1日以降、順次導入する。

駅員のサングラスの着用例。【画像:JR東日本】

導入するのは、信号機の表示を認識するのに支障がない偏光レンズを使用したサングラス。JR東日本によると、直射日光や反射光などのまぶしさを軽減して前方の視認性が向上するほか、直射日光や反射光等をカットすることで疲労軽減の効果もあるという。

運転士は新幹線・在来線ともに全線区に導入。これに加え、終日ホーム上で列車の安全確認を行う駅員を配置している在来線10駅と新幹線7駅に導入する。

導入するサングラスのイメージ(オーバーグラスタイプ)。【画像:JR東日本】
導入するサングラスのイメージ(クリップオンタイプ)。【画像:JR東日本】

鉄道やバスでは視認性の向上や疲労軽減を目的にしたサングラスの導入が相次いでいる。JR東日本の場合は昨年2024年2月以降、一部の駅や新幹線・在来線でサングラス着用を試行。効果が確認できたとして本格導入を決めた。

《関連記事》
名鉄の運転士「サングラス」本格的に導入 接客時の対応は?
JR東海の在来線運転「サングラス着用」本格導入 安全性を向上