羽後本荘駅が橋上化、8月から みどりの窓口は終了「話せる指定席券売機」に



2019年まで使われていた羽後本荘駅の駅舎。【撮影:草町義和】

JR東日本の秋田支社と秋田県由利本荘市は7月1日、羽後本荘駅の新駅舎と東西自由通路を8月5日の始発から使用開始すると発表した。

新駅舎は2階建ての橋上駅舎。改札窓口や自動券売機、自動改札機、待合室、改札内トイレ(多機能トイレ)、エレベーターを設ける。駅の東西と駅舎を結ぶ東西自由通路は一般公募により「ごてんまりロード」という愛称が付けられた。

初日の8月5日は、関係者のみで執り行う修祓(しゅばつ)式を9時30分から駅前広場で実施。新型コロナウイルス感染症対策のためイベントなどは行わない。

羽後本荘駅の新駅舎と東西自由通路のイメージ。【画像:由利本荘市】
東西自由通路のイメージ。「ごてんまりロード」という愛称が付けられた。【画像:由利本荘市】

羽後本荘駅はJR羽越本線と由利高原鉄道の鳥海山ろく線が乗り入れている駅。1922年に開業した。橋上化に伴い、みどりの窓口は8月4日限りで営業を終了。8月5日からはオペレーター支援タイプの「話せる指定席券売機」が設置される。

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