三岐鉄道とJR西日本は1月10日、三岐鉄道の北勢線にJR西日本のICカード「ICOCA」を導入する日を3月1日に決めたと発表した。バス・地域鉄道向けICOCAの新サービスとしてICOCAウェブ定期券サービス「iCONPASS」も初めて展開する。
ICOCAを導入するのは北勢線の西桑名~阿下喜。各駅に設置するIC改札機にタッチすると、乗車区間の運賃が自動的に精算される。三岐線の近鉄富田~西藤原には導入しない。
ICOCAとICOCA定期券は北勢線の有人駅窓口(西桑名・星川・東員・楚原・阿下喜の5駅)で発売。チャージは北勢線の有人駅窓口のほか、各駅に設置するICチャージ機や全国交通系ICカードに対応した券売機、コンビニエンスストアなどでも可能だ。
JR西日本はこのほか、バス・地域鉄道向けICOCAの新サービスとして、ウェブサイトで定期券を購入できる「iCONPASS」を新たに展開すると発表。三岐鉄道に初めて導入する。
ウェブサイト上でICOCAのID情報を登録することにより、三岐鉄道の駅に行かなくても定期券や一日券を購入できる。発売開始は1月15日10時から。IC機器での利用開始は3月以降になる。
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