JR西日本は12月18日、北陸新幹線への自動運転の導入について、2029年度の自動運転開始を目指すと発表した。

JR西日本は現在、JR東日本と共同で北陸新幹線での自動運転の実現に向けたシステム開発や技術検討を進めている。JR西日本は2029年度に同社エリア内の敦賀~金沢で自動運転レベル「GoA2」の自動運転の開始を目指すとしている。
GoA2は運転士支援型の自動運転。運転士がボタンを押すことで発車し、自動運転システムが演算処理を行うことで自動的に加速や減速を行い、定められた時刻に駅を通過したり停車したりする。運転士が乗務、操作しないドライバーレスの自動運転は行わない。運転士の負担軽減や電力消費量の削減に効果がある。
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