仙石線の松島海岸駅「新駅舎」「増設ホーム」11月から 展望スペースも

JR東日本の仙台支社と東北工事事務所は10月28日、仙石線・松島海岸駅(宮城県松島町)の新駅舎・新ホームを11月15日始発から使用開始すると発表した。12月には新店舗もオープンする。

松島海岸駅の新駅舎・新ホームのイメージ。【画像:JR東日本】

新駅舎は鉄骨造り3階建てで延床面積は約670平方m。改札口は1階で、同階には「話せる指定席券売機」と自動券売機、自動改札機、多機能トイレ、旅客用トイレ、1番線新設ホーム用エレベーター、待合・観光案内スペース、店舗(物販店)も設ける。

松島海岸駅の新駅舎のイメージ。【画像:JR東日本】
改札口のイメージ。【画像:JR東日本】
展望スペースのイメージ。【画像:JR東日本】

待合・観光案内スペースには、周辺の観光案内情報を発信するディスプレイを設置。12月1日から観光案内機能の運用を開始する予定だ。

2階は店舗、3階には1番線新設ホーム(長さ約85m)への連絡口(エレベーター・階段)と展望スペースを設ける。

12月1日の10時には、新駅舎1階の土産物店「おみやげ処松島海岸」がオープン。2階にもカフェ「UP!BAKER flora/Café&Brew」がオープンする予定だ。営業時間はいずれも10時~16時30分。店内の一部什器には宮城県産材を使用する。

2階カフェのイメージ。【画像:JR東日本】

ホームは1番線新設ホーム(約85m)と2番線既設ホームで構成される。2番線ホームにはエレベーターと連絡通路を新設するほか、転落防止用固定柵を1番線側に新設するが、これらは来年2022年3月頃の使用開始。現在の仮駅舎は今年2021年12月末に撤去が完了する予定だ。

新しいホームのイメージ。【画像:JR東日本】

松島海岸駅の駅業務と1階店舗などは、12月1日からJR東日本グループのJR東日本東北総合サービスが一体的に運営する。

その後は12月末までに仮駅舎の撤去を完了する予定。来年2022年3月頃には、2番線既設ホームのエレベータ・連絡通路と転落防止用固定柵(1番線側)の使用を開始する計画だ。

松島海岸駅の全体図。【画像:JR東日本】

松島海岸駅は1927年に開業。線路とホームは駅前広場より高い位置にあり、現在は島式ホーム1面2線が設けられている。2017年、JR東日本・宮城県・松島町が包括連携協定を締結し、老朽化した駅舎の建替とバリフリー化を図ることが決定。ホームも増設して2面2線に変わる。

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