JR東日本は来年2025年1月13日深夜から1月14日未明にかけ、南武線・稲城長沼駅(東京都稲城市)の3番線ホームでホームドアの設置工事を行う。これにあわせて同社の八王子支社は、ホームドア設置工事の見学イベントを企画した。

見学イベントは1月13日22時15分までに立川駅に集合。まずホームドア訓練室でホームドア開閉操作を体験する。その後、稲城長沼駅に電車で移動。ホームドアの搬入作業や設置作業を見学する。同駅に設置されるホームドアは軽量タイプのスマートホームドア。搬入作業の見学は線路を挟んで反対側の2番線ホームから行う。イベント終了時刻は3時。
参加費用は1万5000円で18歳以上(高校生除く)の20人を募集。申し込みは今年2024年12月19日の12時からJR東日本のネットショップ「JRE MALL」で受け付ける。

稲城長沼駅は島式ホーム2面4線の高架駅。1・4番線ホームは2月からホームドアを使用している。残る2・3番線ホームのホームドアは本年度2024年度中に使用を開始する予定だ。八王子支社がホームドア取付工事の見学イベントを行うのは、今回が初めて。

既設の駅にホームドアを設置する場合、ホームドア部材を車両基地に運び込み、車両基地から設置駅までは旅客列車の車両に載せて運ぶことが多い。稲城長沼駅の設置工事では、ホームドア運搬専用の工事用車両で搬入する。
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