中国の観光列車「パンダトレイン」3編成目が登場 車内は豪華な個室寝台など



中国国家鉄路(中国国鉄)の観光列車「熊猫専列(パンダトレイン)」の3編成目となる「成都号」が完成し、11月10日に安靖駅(四川省成都市)で披露された。新華社などが報じた。

「パンダトレイン・成都号」の外観。【画像:中国国鉄】

「パンダトレイン・成都号」は18両編成で定員は108人。54室の客室を設けた。大きなベッドを並べた個室寝台車に加え、食堂車やラウンジ車、リビング車を連結する。2025年に営業運転を開始する予定。成都を起点に中国各地を運行する。

「成都号」の個室寝台。【画像:中国国鉄】
個室寝台の室内は木目調の壁で装飾されている。【画像:中国国鉄】
個室寝台の洗面台。【画像:中国国鉄】

「成都号」の食堂車。【画像:中国国鉄】
「成都号」のリビング車。【画像:中国国鉄】
カウンターバーもある。【画像:中国国鉄】

「パンダトレイン」は中国国鉄の成都局が運行する高級観光列車。日本のクルーズトレインの「ななつ星 in 九州」(JR九州)や「TRAIN SUITE 四季島」(JR東日本)、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」(JR西日本)に相当する。車内外がパンダのイラストなどで装飾されているのが特徴だ。2021年、最初の編成が運行開始。今年2024年4月には2編成目の運行も始まった。

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