中国の首都・北京の地下鉄が9月13日から、海外発行のクレジットカードでも利用できるようになった。新華社通信などが報じた。
新華社通信などによると、クレジットカードのタッチ決済に対応した端末を北京地下鉄の全線・全駅に導入。対応する海外発行のクレジットカードはMastercardとVISA。事前の申請手続きなどは不要で、タッチ決済の対応端末にクレジットカードをかざすことで運賃が自動的に引き落とされるという。
北京地下鉄は2023年12月時点で地下鉄22路線に加えリニア1路線、路面電車方式の軽量軌道交通2路線、空港アクセス鉄道2路線の合計27路線で構成され、総距離は800km以上に及ぶ。
事前登録や企画切符の購入などの事前手続きが不要で自動的に運賃が引き落とされる方式のタッチ決済は、日本の地下鉄では神戸市営地下鉄や福岡市営地下鉄が導入している。
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