大雨の影響で一部区間の運転見合わせが続いている石勝線について、JR北海道は9月4日の11時ごろから運転を再開することを決めた。
石勝線は台風10号に関連した8月31日の大雨の影響を受け、川端～新夕張で線路に土砂が大量に流入するなどの被害が発生。9月3日も追分～新得の運転見合わせが続いており、特急「おおぞら」「とかち」も運休している。代行バスは「必要なバス台数確保の見込みが立たない」（JR北海道）ことから運行されていない。
JR北海道は復旧作業が順調に進んでいるとして、9月4日の11時ごろから運転を再開する計画。再開後の特急の初列車は、下り札幌→帯広・釧路方面が札幌11時45分発の釧路行き「おおぞら5号」、上り帯広→札幌方面が帯広11時12分発の札幌行き「とかち6号」、上り釧路→札幌方面が釧路11時21分発の札幌行き「おおぞら6号」の予定だ。
《関連記事》
・日本最東端駅「64年ぶり」変更か 東根室駅の廃止検討、過去には「もっと東」の駅も
・函館～札幌「山線」経由の特急「ニセコ」再び「はまなす」編成で運行 停車駅を追加