トンネルや地下道など「フォトコンテスト」資格制限なし、工事関係者も応募OK



日本トンネル技術協会は設立50周年を記念して「トンネル・地下空間フォトコンテスト」を企画した。トンネルや地下道、地下街、地下空間などをモチーフにした作品を募集している。

工事中に計画が中止され放置された名羽線(北海道)の第1朱鞠内トンネル。【撮影:草町義和】

一般部門と関係者部門がある。応募資格に制限はなく小中学生や工事関係者も応募可能。工事関係者は応募に際して事業主などの許可が必要な場合、応募者で承認を得る必要がある。また、プロカメラマンの応募は遠慮してほしいとしている。その他、詳細な応募要項や応募方法は協会のウェブサイトで公開している。

応募期間は12月15日まで。入賞者には来年2025年5月ごろに書面で通知するとともに協会のウェブサイトで公表。協会誌『トンネルと地下』にも掲載する。賞典は最優秀賞の場合、賞状と記念盾、賞金10万円。

工事中だったころの東急新横浜線の綱島トンネル。【撮影:草町義和】

日本トンネル技術協会は1975年8月、トンネルの建設や維持・管理に関する調査研究を行う公益法人として設立。2013年に一般社団法人への移行が認可された。2025年8月に設立50周年を迎えることから、協会は50周年記念のフォトコンテストや講演会などを企画している。

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