JR西日本とスイス国鉄「技術交流」覚書を締結



JR西日本は5月8日、スイス連邦鉄道(スイス国鉄=SBB)と技術交流を目的とした覚書をスイスのベルンで5月2日に締結したと発表した。

JR西日本(左)とSBB(右)の列車。【撮影:草町義和(左)、画像:napitomo/写真AC(右)】

交流内容はメンテナンスや鉄道オペレーション、DX戦略、環境戦略など。鉄道技術に関する意見交換や現地での交流を計画している。

JR西日本によると、同社グループは「長期ビジョン2032・中期経営計画2025アップデート」でイノベーションによる長期ビジョンの実現を掲げ、イノベーション創出を促す環境づくりやさまざまなパートナーとの連携に取り組んでいる。

SBBの駅構内の様子。【画像:JR西日本】
2024年5月2日に行われた覚書の調印式。【画像:JR西日本】

この取り組みのさらなる加速を目指し、今後スイス連邦鉄道と鉄道技術に関する交流を実施。鉄道業界のさまざまなな課題解決や、鉄道のさらなる価値向上に協力して取り組み、両国の鉄道のさらなる発展と社会貢献を目指すという。

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