JR四国の高松駅に「四国新幹線の自動販売機」設置 公式キャラで装飾



JR四国の高松駅に「四国新幹線応援自動販売機」が設置され、5月8日から販売を開始する。

四国を走る新幹線のイメージ(予土線のキハ32形「ホビートレイン」)。【画像:Photo Nomad/写真AC】

四国キヨスクがコカ・コーラボトラーズジャパンの協力を得て設置。四国新幹線整備促進期成会の許諾を受け、自動販売機の正面と側面を期成会の公式キャラクター「つなぐん」で装飾する。

販売開始は5月8日の15時。開始に際して「つなぐん」が来訪して稼働を祝うほか、記念撮影や質疑にも応じるという。

「四国新幹線応援自動販売機」のイメージ。【画像:四国キヨスク、コカ・コーラボトラーズジャパン、四国新幹線整備促進期成会】

四国の新幹線は1973年、大阪市~徳島市付近~高松市付近~松山市付近~大分市を結ぶ四国新幹線と、岡山市~高知市を結ぶ四国横断新幹線の基本計画が決定。それから半世紀が過ぎたが膨大な費用がかかるため実現しておらず、基本計画の次の段階になる整備計画も決定していない。

四国キヨスクなどは、この自動販売機の設置により「四国新幹線機運醸成に寄与し、何よりワクワクするデザインで情報発信および地域振興、活性化に繋がることを願っております」としている。

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