東北・上越新幹線「200系カラー」再現 E2系を装飾「ふるさとチャイム」も復活



JR東日本は5月10日、東北・上越新幹線で「200系カラー新幹線」の復活運転を行うと発表した。鉄道150年の記念企画の一つ。

東北・上越新幹線の開業時から運用されていた200系。【撮影:草町義和】

東北・上越新幹線の開業時に導入された200系のカラーリングをE2系1編成に施して再現する。停車駅ごとに設定されていた車内の「ふるさとチャイム」も復活させる。

運行期間など詳細は明らかにしていないが定期列車で運用し、使用列車はJR東日本のウェブサイトで案内する。「200系カラー新幹線」を使用した団体商品の販売やイベントも実施される予定だ。

E2系による「200系カラー新幹線」のイメージ。【画像:JR東日本】

東北・上越新幹線は国鉄時代の1982年に開業。クリーム色と緑色の2色でデザインされた200系が導入された。緑色は雪解けの新芽をイメージして採用されたといわれる。200系は老朽化や新型車両への更新で1990年代後半から順次廃車され、2013年に全車引退した。

《関連記事》
JR東日本+私鉄など「3日間乗り放題」鉄道150年記念パス、東京~仙台往復より安く
東北新幹線「5月13日」通常ダイヤに 地震から2カ月ぶり、連休明け復旧にめど