JR貨物の関西支社は5月3日、吹田貨物ターミナル駅(大阪府吹田市)で「コンテナ撮影会」を開催する。同社が所有するさまざまな種類のコンテナを撮影できる。有料・事前申込制。
各種コンテナを貨車上またはコンテナホームに留置した状態で撮影することができる。コンテナを貨車から取りおろす様子も撮影可能。一部のコンテナでは開扉状態での撮影やコンテナ内部の見学もできる。
展示予定のコンテナは次の通り。
●12フィートコンテナ
18E・19D・19E・19G・19H・W19D・V19B・V19C・20C・20D・20E・20G・ZX19A・ZG15Bなど
●20フィートコンテナ
30Bまたは30C・30D
●31フィートコンテナ
48Aまたは49A・ZX45A
なかには製造数が少なく珍しいコンテナもある。18E形は防振用の試作コンテナで2個のみ製造。19H形は三方方開きのコンテナで1個だけ製造された。ZX19A形はフォークリフト作業の練習用コンテナ。ZG15B形は海上コンテナなどに給電する電源コンテナだ。
ZX45A形は性能測定用のコンテナで、愛称は「Research Cabin(リサーチ・キャビン)」。内部に検査用の機器類が搭載されている。試験列車に積載し、作業員が乗って性能測定を行う。今回の撮影会では内部は見学できない。
開催日時は5月3日の9時30分~13時10分で、集合場所は岸辺駅の改札前(9時10~30分)。参加できるのは小学生以上で、小学生と中学生は保護者の参加も必要だ。保護者一人につき小学生・中学生二人まで参加できる。
参加費用は一人2万円で定員30人。小学生・中学生・保護者も参加人数分の参加費が必要だ。申し込みは先着順で4月16日12時30分以降、予約サイト「Peatix」の特設ページで受け付ける。
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