水間鉄道の運賃改定「認可」2024年4月1日から値上げ



国土交通省の近畿運輸局長は3月19日、水間鉄道(大阪府)が申請していた鉄道事業の旅客運賃上限変更を認可した。これを受けて水間鉄道は4月1日に運賃を値上げする。改定率は17%。

水間鉄道の列車。【撮影:草町義和】

普通旅客運賃は初乗り(1.5kmまで)が20円値上げの200円に。1.5km超の区間は各距離帯で一律30円値上げし、貝塚~水間観音5.5kmでは現行の300円から330円に改定される。定期旅客運賃は1カ月の場合、貝塚~水間観音で通勤が2070円値上げの1万2870円。通学は1550円値上げの7920円になる。

近畿運輸局長は今回の認可を2029年3月31日までの期限付きとし、運賃改定後の2024年度から2026年度までの3年間、総収入と総括原価の実績を確認するものとした。

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