西武の武蔵丘車両検修場「直通列車」ツアー 110周年記念2000系と10000系



西武鉄道は車両基地の一般公開イベント「西武・電車フェスタ2023 in 武蔵丘車両検修場」(6月3日)にあわせ、会場となる武蔵丘車両検修場(埼玉県日高市)に直通する列車のツアーを実施する。

直通列車で使われる110周年記念塗装の第2069編成。【画像:JF1/写真AC】

ツアーは「特急レッドアロー号で行く!親子で西武・電車フェスタ直通ツアー」と「2069Fで行く!西武・電車フェスタ直通ツアー」の二つ。

「特急レッドアロー号で行く」は豊島線の豊島園駅から10000系特急型電車のツアー列車に乗り、武蔵丘車両検修場に向かう。復路も武蔵丘車両検修場から乗車。池袋線の飯能駅か西武新宿線の新所沢駅で下車して解散となる。募集人数は最大で96組384人(1組2~4人)。旅行代金は親子二人の場合で1万6500円になる。

直通列車ツアーでは10000系も使われる。【撮影:草町義和】

「2069Fで行く」は2000系電車のうち、西武鉄道の創立110周年記念として1928年製のデハ5560形電車のデザインを施した第2069編成を直通列車として使用。往路は新所沢駅から武蔵丘車両検修場まで乗り、復路は武蔵丘車両検修場から飯能駅か池袋線の小手指駅まで乗車する。募集人数は188人で、旅行代金は一人6600円(大人・子供同額)。

いずれも西武トラベルのウェブサイトで受け付けており、先着順。申込み期間は5月24日23時59分まで。

「西武・電車フェスタ2023 in 武蔵丘車両検修場」は6月3日の11時~15時30分に開催予定。直通列車ツアーに参加しない場合、入場料は無料だが事前の申込みが必要だ。申込みは「西武線アプリ」などで受け付ける。会場へのアクセスは池袋線の高麗駅から徒歩(約15分)か、飯能駅南口から運行される送迎バス(約20分)を利用できる。

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