JR西日本は3月18日、北陸新幹線・金沢~敦賀の延伸開業日とその翌日の計2日間(3月16・17日)の利用状況を発表した。利用者は前年2022年の同時期に比べ2割ほど増加した。
延伸開業した区間のうち金沢~福井の利用者数は2日間で合計6万人。このうち開業日の3月16日は3万4000人、翌日の3月17日は2万6000人が利用した。
開業前に運行されていた在来線特急「サンダーバード」「しらさぎ」「ダイナスター」「おはようエクスプレス」「おやすみエクスプレス」(北陸本線・金沢~福井)と同曜日で比較した場合、前年2023年比で120%。コロナ禍前の2019年比で123%だった。
各駅の利用実績(3月16・17日の1日あたり、在来線乗換客含む)は、敦賀駅が最も多い9000人。これに福井駅(4400人)と小松駅(1400人)、加賀温泉駅(700人)が続く。芦原温泉駅と越前たけふ駅はそれぞれ600人だった。
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