JR西日本は1月18日、能登半島地震の影響で一部区間が運休しているJR七尾線(石川県)について、1月22日に羽咋~七尾24.7kmの運転を再開すると発表した。ほぼ全線の再開になるが、全線再開のめどは立っていない。
七尾線は津幡~高松~羽咋29.7kmが再開済みで、羽咋~七尾~和倉温泉29.8kmが運休中。JR西日本はこれまで羽咋~七尾の再開を1月22日以降としていたが、1月22日の再開が正式に決まった。普通列車はIRいしかわ鉄道線への乗り入れ区間を含む金沢~七尾について、1月22日の始発から通常の本数で運転を再開。運転時刻は変更する。
特急列車は一部の列車に限り、金沢~七尾のみ運転を再開する。再開するのは「能登かがり火1・8号」と「サンダーバード17・20号」。「能登かがり火2~7号」と「花嫁のれん1~4号」は引き続き運休する。
残る七尾~和倉温泉5.1kmは施設の被害が大きく、再開のめどは立っていない。バスなどによる代行輸送も行わない。この区間はJR西日本と、のと鉄道が線路を共同で使用。通常はJR西日本の特急列車と、のと鉄道の普通列車が運行されている。のと鉄道の七尾線も施設の被害が大きく、七尾~穴水の全線で再開のめどは立っていない。
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